2019年4月6日土曜日

危険を見て学ぶ!自転車交通安全教室

3月19日(火)5~6時間目に、3~4年生対象の交通安全教室がありました。

講習はなんといきなり、
「全速力で走る自転車が、障害物にぶつかったらどうなるか?」
の実験から始まりました。
子どもたちはのっけから「わあぁ!!!」と、ビックリ!
※許諾をいただいて撮影・掲載しています。

そしてさらに、大迫力の事故シーンの再現!

傘をさしながらの片手運転や、ふたりのり、逆走(道路の左側ではなく右側を走ってしまう)
イヤホンをつけたままの走行(まわりの音が聞こえない)など、違反行為が原因で起きる事故が、次々と再現されると、
子どもたちは、まるで本当の事故を目撃したかのように、危機感を感じ、危険走行をしてはいけない理由を体験的に理解していました。
これは、交通事故の様子が再現された演技を、子どもたちが目の当たりにし、恐れや危機感を実際に体験することで印象的に学ぶ、「スケアード・ストレイト」という教育技法なのだそうです。

テレビや映画でも活躍されているカー・スタントのプロ、
スーパー・ドライバーズ(http://www.sp-drivers.co.jp/)
の役者さんたちが、体当たりの演技でご指導くださいました。
スタントだけでなく、仕込みの準備や片付けも大掛かりでした。
子どもたちのために、貴重な出張講座をありがとうございました!

三田警察署の皆様にいただいたご講話にも、子どもたちは真剣な顔つきで耳を傾けていました。
万が一事故にあってしまった時は、外傷や自覚症状がなかったり、気が動転していたりするために、「だいじょうぶです…!」と、すぐその場を立ち去ってしまう人が多いそうですが、
実は内臓が損傷していたりする例もあるので、必ず警察(110番)を呼んでもらって、事故の相手を特定しておくこと、また、少しでも体に異常があったら必ず救急車(119番)を呼んでもらったり病院へ行ったりしましょう、というお話もありました。
自転車の安全走行についての講習は、朝と夕方、通学路の安全を守ってくださっているシルバーさんから
「ぜひやったほうがいいですよ、見ていると子どもたちの自転車の運転、本当に危ないから…」
とPTA本部役員へのご提案もいただき、学校にご相談しながら講習の機会を待ち望んでいたので、今回、安全教室として実現していただけて本当に良かったです。
ありがとうございました。