今年はエルニーニョ現象の影響もあり、冷夏の予報となっています。
とはいえ、5月の記録的な暑さといい、油断はできません。
大変な猛暑だった昨年、校舎内に冷水機が1台しかなく、子供たちが不便にしていたため、PTAで急遽、校舎の3階と4階に冷水機を設置させていただくことになりました。今年は6月に、2階にも1台設置し、これで1階から4階までの全フロアに冷水機が設置されました。
水分補給は熱中症対策における基本の第一歩ですが、冷水機の設置だけでは熱中症対策として万全なわけではありません。熱中症に備えるために、まず何よりも必要なこと、それは熱中症に対しての正しい知識と対処法を知ることです。
昨年7月には、愛知県豊田市内の小学校で、1年生の男児が校外活動後、適切な処置をされず、熱中症で亡くなる痛ましい事故がありました(https://digital.asahi.com/articles/ASM3543HXM35OBJB003.html)。
保護者の中には、暑さを精神論で乗り越えようとする教育を受けた世代の方もいらっしゃると思います。今まではそれで過ごしてきていたとしても、現在の暑さは以前にもまして厳しくなってきています。
大変な猛暑だった昨年、校舎内に冷水機が1台しかなく、子供たちが不便にしていたため、PTAで急遽、校舎の3階と4階に冷水機を設置させていただくことになりました。今年は6月に、2階にも1台設置し、これで1階から4階までの全フロアに冷水機が設置されました。
水分補給は熱中症対策における基本の第一歩ですが、冷水機の設置だけでは熱中症対策として万全なわけではありません。熱中症に備えるために、まず何よりも必要なこと、それは熱中症に対しての正しい知識と対処法を知ることです。
昨年7月には、愛知県豊田市内の小学校で、1年生の男児が校外活動後、適切な処置をされず、熱中症で亡くなる痛ましい事故がありました(https://digital.asahi.com/articles/ASM3543HXM35OBJB003.html)。
保護者の中には、暑さを精神論で乗り越えようとする教育を受けた世代の方もいらっしゃると思います。今まではそれで過ごしてきていたとしても、現在の暑さは以前にもまして厳しくなってきています。
「私たちの時代は、水分補給せず、クーラーがなくても大丈夫だった」
「糖分が入っているから、経口補水液は子どもには不要」
こう考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、気温は年々上昇しており、暑さ対策についても以前の「常識」は通じません。厚生労働省人口動態統計によれば、熱中症による死亡数は、年間1000人近くにのぼります。
2018年7月に環境省が公表したレポートでは、「日本の夏季(6月から8月)の平均気温は、100年で 約1.5℃上昇していますが、特に都心部ではヒート アイランドの影響等により上昇度が大きく、東京は、 同じ期間で約3℃上昇しています」とされています。(http://www.env.go.jp/ooame201807/pdf/3007_02_02.pdf)
子供たちは夢中になって遊ぶものです。朝から晩まで目いっぱい遊びます。そんな子供たちに忘れずに水分補給をさせ、キチンと暑さ対策を施し、休むときはしっかり休ませる。子供を熱中症から守るのは保護者の義務であり、正しい知識を得ていく必要があります。
科学的根拠に基づく正しい対応ができるよう、参考までに、下にいくつかリンクをご紹介します。是非参考にしてください。
●「熱中症を予防しよう」(独立行政法人日本スポーツ振興センター学校安全部)
熱中症は「防げる病気」であるとして、そのために必要な基礎的な知識が紹介されています
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/anzen_school/H30nettyuusyouPamphlet/h30nettyuusyou_1.pdf
●「子どもの熱中症対策は 水分や塩分の取り方、医師が解説」
https://www.asahi.com/articles/ASL9G3VQBL9GUBQU006.html
●こんな人は熱中症になりやすい 特に警戒すべき特徴は?
●年間1000人以上死亡する熱中症の真の恐怖!
「水をこまめに飲む」だけでなく、直後の対応が大切
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakazawakosuke/20180715-00089500/
●文部科学省
教育委員会に向けた各通知へのリンクもあります。
https://anzenkyouiku.mext.go.jp/heatillness/index.html
●「学校管理下の熱中症の発生傾向」(独立行政法人日本スポーツ振興センター)
圧倒的に高校の部活動内の事故が多いことがわかりますが、少数とはいえ、小学校での事故も発生していることがわかります。
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/kenko/jyouhou/pdf/nettyuusyo/nettyuusho_3.pdf
しっかり対策をして、今年も暑さに負けない楽しい夏を過ごしましょう。
2018年7月に環境省が公表したレポートでは、「日本の夏季(6月から8月)の平均気温は、100年で 約1.5℃上昇していますが、特に都心部ではヒート アイランドの影響等により上昇度が大きく、東京は、 同じ期間で約3℃上昇しています」とされています。(http://www.env.go.jp/ooame201807/pdf/3007_02_02.pdf)
子供たちは夢中になって遊ぶものです。朝から晩まで目いっぱい遊びます。そんな子供たちに忘れずに水分補給をさせ、キチンと暑さ対策を施し、休むときはしっかり休ませる。子供を熱中症から守るのは保護者の義務であり、正しい知識を得ていく必要があります。
科学的根拠に基づく正しい対応ができるよう、参考までに、下にいくつかリンクをご紹介します。是非参考にしてください。
●「熱中症を予防しよう」(独立行政法人日本スポーツ振興センター学校安全部)
熱中症は「防げる病気」であるとして、そのために必要な基礎的な知識が紹介されています
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/anzen_school/H30nettyuusyouPamphlet/h30nettyuusyou_1.pdf
●「子どもの熱中症対策は 水分や塩分の取り方、医師が解説」
(引用)「水分だけ与えても、体液のバランスが崩れてしまうので注意してください。塩分と水分を同時に取ることが大切です」
https://www.asahi.com/articles/ASL9G3VQBL9GUBQU006.html
●こんな人は熱中症になりやすい 特に警戒すべき特徴は?
(引用)「塩分と糖分が体に吸収されやすいバランスで入っている経口補水液が理想的ですが、買えば高価ですし、作るのは面倒、しかも美味しくないことで、結果的に続かないという問題点もあります。スポーツドリンクが現実的な選択肢ですし、小さなお子さんでしたらりんごジュースを薄めたものでも飲まないよりはずっとましです」https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/heatstroke-risk
●年間1000人以上死亡する熱中症の真の恐怖!
「水をこまめに飲む」だけでなく、直後の対応が大切
(引用)国や自治体、医療機関などで注意を呼びかけながら、なぜ、これほど多くの人が亡くなってしまうのか? 問題として考えられるのが、熱中症を甘く見て、十分な対策をとっていない本人の問題に加え、周辺にいる人たちの初動対応だ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakazawakosuke/20180715-00089500/
●文部科学省
教育委員会に向けた各通知へのリンクもあります。
https://anzenkyouiku.mext.go.jp/heatillness/index.html
●「学校管理下の熱中症の発生傾向」(独立行政法人日本スポーツ振興センター)
圧倒的に高校の部活動内の事故が多いことがわかりますが、少数とはいえ、小学校での事故も発生していることがわかります。
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/kenko/jyouhou/pdf/nettyuusyo/nettyuusho_3.pdf
しっかり対策をして、今年も暑さに負けない楽しい夏を過ごしましょう。